日程:2011年2月18日〜20日。 行先:沖縄県。 天気:雨もしくは曇り…。主に曇っていた気がする、最終日の午前中は強い雨にも遭遇orz その間、本州は晴れていたとか。 交通手段:飛行機。現地ではレンタカー。 いつか行こうと思っていた沖縄だが、まさかこんなに早く実行に移すことになろうとは。 きっかけは全然覚えていないなあ。 気がついたら旅行本を見ながら予定を立てていたんだっけ。 2月の福井は、1月末にどっかんと降った大雪が、ようやく無くなろうとしていた頃で、気温は低く寒かった。 なので、沖縄の天気予報で天候や気温を見ても、どんな服装をしていくべき?!とえらく悩んだ記憶がある。 mixiで、コートはいらないとの情報を得たので、上着無しの冬服、といった感じの格好で行った(正解だった!) 相変わらず飛行機の離陸に大いにビビりつつも、無事に那覇空港に到着。 ちょっと風があって肌寒いかな?とも思ったけれど、上着無しで我慢できない!て程ではなかったなぁ。 空港の外に出て驚いたのが、レンタカーの業者がたくさんいたこと! ちゃんと会社ごとに場所があって、スタッフが待ってることに驚いた。 さすが沖縄…と思いつつ、自分は予約していたトヨタの送迎バスに乗車。 |
こちらがレンタルした車。 トヨタのパッソ(当たり前だが、沖縄ナンバー!!)。 どうせなら赤がよかったなあ、なんて。 カーナビ付いてるし、ギアはハンドル横、サイドブレーキは足で、自分の愛車と同じだから扱いやすかったかも。 それにしてもでっかい店だったなあ。 保有してる車の数もすごく多いみたいでびっくりした。 で、ゲートから出る時の、「さあこれから始まるぞ!」といったワクワク感、ものすごかったな! 車だと時間を気にしなくていいし、荷物もとりあえずは気にしなくていいし。 走行中はラジオをかけていた。 けど、どんな内容を聞いていたかは…あまり覚えていない; | |
茶処真壁ちなー(糸満市) 空港に着いたのがお昼になる頃だったので、まずは昼ごはんを食べにいたお店。 空港からは車で20分くらいだったかなあ…本島の南の方にある。 外から来た身としては、これぞ沖縄的家!!と感動したなあ>外観 屋根にはシーサーもいて、ほんとにいるんだなあ!と。 | |
食べたのは、そばセット(じゅうしぃと沖縄そば)。 じゅうしぃ、てのは炊き込みご飯のこと。 小鉢にはもずく酢、豆腐の和え物(野菜は失念…)等。 いや〜美味しかった!! 初見では、細いうどん?との印象をもったけど、食べると「うどんではないなあ」と。 上に置かれた豚肉もやわらかくて、おつゆとの相性も良い! お腹すいていたけど、お腹一杯になった、大満足! | |
私の座ってたテーブル。 オシャレな古民家カフェ、な印象。 素敵だったなあ〜。 お店の中は沖縄民謡っぽい音楽が流れてて、過ごしやすい気温だったこともあり、ああ沖縄に来たんだなぁ〜としみじみとしていたっけ。 ちなみにこの建物は明治24年に建築されたもので、登録有形文化財に指定されているのだそうだ。 そして、「ちなー」というのは、屋号の「喜納(キナ)」の方言読み(チナー)とのこと。 | |
お店の庭にたくさん咲いてた花。 高さは20センチくらいだったっけ…? 袋状の花がたくさん咲いてて、すごく可愛らしかった。 何て名前なんだろう。 こんな感じで、沖縄ではすでに普通に花が咲いてるし、緑もそこらじゅうで見ることができた。 軽いカルチャーショックを受けた…(笑)。 |
そして観光が始まる。 食事をしたお店から車で15分ほどだったかな? まずはここから。 |
目的地の駐車場にあった、…ガジュマル? 幹がものすごい太さ。 そして葉っぱのこの鬱蒼とした感じ。 故郷では夏くらいにならんと見られないかなと(平野部では)。 いや〜このたたずまい。 いいな! | |
平和祈念公園 の中にある平和祈念資料館 公園、すごい広さだったなあ。 沖縄独特の赤い屋根の家?がずらりと並んでいるところ(写真後ろ)は、改修工事中らしくブルーシートが。 まあ、しゃあないと思いつつも、ちょいと残念だったなあ。 | |
ハイビスカス! 沖縄では当然なのかもしれないけれど、そこかしこにハイビスカスが咲いてて驚いた! 咲いてることもそうだし、道路沿いの植え込みがこの花で、うおーさすが沖縄!と。 綺麗だったなあ、テンションあがったわ〜。 | |
資料館の中にあった地雷。 …怖い。 未だに沖縄には3000トン近くの不発弾が埋まっているらしい。 しかもその処理に50年はかかるらしい。 | |
公園から見える海。穏やかだった。 さて、平和祈念資料館。 もう、凄まじかった…言葉がでない。 長崎と広島の資料館を訪れたときとは別の衝撃を受けた。 中に「証言」という展示室があって、たくさんの戦争体験の証言集が置かれているのだけど、時間があれば全て読みたかった。 あと、大きく伸ばした写真が何枚か展示されているところもあったが…。 子どもや老人が残骸だらけの場所で亡くなっている写真があって、なんというか、たまらなかった…。 | |
その後は、ひめゆりの塔へ。 駐車場に入るとき、えらく濃ゆい兄ちゃんに誘導されて「うおっ」と思った(笑)。 目的地に向かって歩いているとき、献花が売られていたので、買ってみた。 売り子のおばちゃんは2人いたけれど、2人とも健康的に焼けていたなあ。 そして手にした献花。 ハイビスカス…ここでも沖縄感をおぼえる私。 | |
写ってないけれど、写真左に献花台がある。 老若男女、台の近くで手をあわせているのを見た。 何か…何故かわからんが、じぃんとした。 | |
献花台の奥にはこのような大きな穴が。 背伸びしたけれど、柵があるのもあって中はあまり見えなかった。 こちらにも、平和祈念資料館があり、じっくり見てまわった。 引き続き、大きな衝撃を受けた…。 映像資料もあって、自身の体験談をおばあちゃん達が話していた。 友達と一緒に逃げていたけれどはぐれてしまって…とか、裸足で逃げていたとか、今は穏やかな景色が広がっているけれど辺りは血の海だった、とかいった内容。 あと、壁一面に、犠牲者となった教師と女学生の写真がずらりと並んでいる部屋があって。 当たり前だけど、若い人たちばっかりで、たまらんかった。 だいぶ打ちのめされて、資料館をあとにした…。 |
で、後日友人と旅行の話をしていたときのこと。 最初に行った資料館とひめゆりの塔の資料館で、ものすごいショックを受けたという話をしたのだけど。 その時、旅行で暗い気持ちになりたくないよね、との反応が。 ううむ、そういうのとはちょっと違うんだよなあ。 私としては、戦時中の沖縄の悲惨さに衝撃を受けた、という気持ちで言ったのだけれど、友人は旅行は楽しくいきたいよね、とのこと。 ううむ、すれ違い。 ま、そんなことがあった。 そんなこんなで初日の目的は果たしたので、那覇市方面へ北上。 |
EM手作りアイスクリームミルク工房 西崎店 ナビで場所を探すときは電話番号を入れているのだが、旅行本には携帯電話の番号があって「うそん!?」だった(笑)。 住所入力で無事辿り着き、たくさんあるアイスの中からえらんだのがコレ。 マンゴーと紅いものダブル。 車の中で食べた、美味しかったー!! 甘すぎなくて、食べ飽きない感じ。 有名なブルーシールアイスはそういえば食べなかったな…空港にお店あったし、食べて帰るべきだったなぁ。 |
アイスを食べ終わったのが、夕方5時くらい。 そしてもう1ヵ所、国際通りからちょっと離れたところにある、「壷屋やちむん通り」なるところへ。 やちむん、てのは焼物のこと。 行くのに1時間くらいかかったんだっけか。 ここ、琉球王府が陶器産業の振興と技術向上のために技術者を集めた、てのが始まりらしい。 なので、通りにはお店がいっぱいあった。…ほとんど閉まってたけど(´・ω・`)(時間が遅かった)。 |
ちょっとずつ薄暗くなっていく中、おしゃれなカフェを見つけた。 茶太郎cafe 茶太郎カプチーノなるものをオーダー。 沖縄黒糖の粉末が上にのっておった。 追加する用の黒糖付き。 これ、すごく香りが良かった! ふわっと。 甘くて美味しかったな〜。 お店は若いお兄さんが一人。感じが良かったな〜。 店の雰囲気もほっこりする感じで、落ち着くことができたな〜。 これ飲みながら、本棚にあった鬼太郎1巻を読んでた、面白かった(笑)。 |
外に出た頃には結構暗くなっていたけれど、しばらく辺りを歩いてみた。 やちむん通りには、「壺屋焼物博物館」があるのだが、当然閉まっていて。 看板を見てたら、警備員らしきおっちゃんに、案内パンフレットあげようかと言われたので、ありがたくいただいた。 すでに閉館してて館内は誰もいなかったのだけど(多分)、パンフがあるらしい受付のとこまでは入らせてくれた。 嬉しかったな〜ありがとうおっちゃん!! そして近くの商店街をウロウロ。 こちらも店をしまいにかかってるところが多く、ちょっと急ぎ足で。 じいちゃん用のお土産、シーサーの置物を買って駐車場に戻った。 国際通りからはちょっと離れたホテルへ行…く前に、夜ご飯。 コンビニで。肉まんとおにぎりを買い、チェックイン。 ご飯食べてお風呂入ってのんびりして、明日に備えて就寝…。 続く。 |