初の三重旅行の記録!(行ってから早4ヶ月…記憶が曖昧なのが悲しい…)。
日時:2012年4月28日〜30日。
天気:良かったはず。三日目にちょこっと雨が降った…ような。
交通手段:マイカー。…トラブルによりマイカー旅行に恐怖を覚えるようになってしまった…。

この旅行から、カメラを新調した!(ちょっといいのを買った!)
デジタル一眼には憧れるけれど、使いこなせる自信がないし、お値段も厳しいので早々に見送る。
新カメラ、色々な機能が備わっているのだが、この時は全然使いこなせていなかった(今もそうだけど)。
もっと早めに買って、色んな写真を撮ってみるべきであった(反省)。
なので、伊勢神宮とか良〜い景色の場所に行ったにも関わらず、首をひねりながらの写真撮影ばかりしていた。
実際の写真も緑が変というか全体的に白っぽいというか。そんな仕上がりに。

そして。
せっかくの三重旅行だというのに、個人的に一番心に残ってしまっているのが、前述のマイカーでのトラブル。
…悲しすぎる…。勿論、行ったどの場所も良かったのだけどさ…(涙)
ルートは、北陸道→米原JCT→名神→何やらかんやら→伊勢。
車の左後ろのタイヤがバーストというか、パンクしちゃったという。
原因はバルブの劣化(何度目だろう。こんな頻繁になるもんなの?)による空気もれとのこと。
北陸道を走っているときから違和感はあった…が、浮かれていて(大声で歌ったり)ちっとも気にかけなかったわけだ。
違和感てのは、どう見ても空は快晴だし、高速道路脇の木々も風に揺られたりしてないのに、ふらつく(風に煽られた時みたく)ことと、妙にハンドルに振動がくること。
最初は小さなものだったので気にしなかったのだけれど、段々と振動が大きくなってきて、「これはおかしい。やばい。パンクしてるかも。やばい。」と軽くパニックに。
しかしSAもPAも無くって、仕方なく走行を続け、JCTで名神に入り、登板車線(かな? 本線に入る斜めの道。しかも上り)に入った途端、ハンドルへの凄まじい振動と、スピードダウン(全然速度上がらず、むしろ落ちていった)ので、「もうだめだ、これはやばい(戦慄・恐怖)」と思い、仕方なく路肩へ車を停めた。
そして、危ないけどタイヤの確認。やはり、タイヤが一つとんでもないことになっててかなりびびった…。
あんな硬いゴムに穴が空いてる…数箇所も…。
↓そのタイヤの写真がこれ。


割と広い道路で、他の車は本線に入るために右へ行くので、追突される可能性はちょっとは下がっていたと思う。
ただ、北陸道とは違って交通量はとんでもなかったので、ほんと生きた心地しなかった。
で、すぐにJAFに電話。前日、カードを確認していて本当に良かった。
まず言われたのが、「車の外に出ていてください」ということ。高速道路の路肩に停車し、追突されて死亡する事故がすごく多いということを聞き、再び戦慄。
こちらに向かっているJAFの人、ネクスコ中日本の人からも同じことを言われ、一人でぽつんと道路に立ってるときは、落ち着いているつもりだったけど、怖くてたまらんかった。
車を停めていたところにちょうど桜が咲いてて、ハラハラと落ちてきたりして、多少気はまぎれたけれど。
JAFが到着する前にネクスコ中日本の人が到着し、あのたいまつみたいなやつと三角コーンを置いてくれて、後ろに立っててくれた。
ここでだいぶ安心したっけ。
のちににJAF到着。スペアタイヤに交換してくれて、無事に再出発することができた。
時間のロスはそれほどでも無かった。よかった…。
しかしスペアタイヤがあまりに小さいもんだから、トラブルも後を引き、そこそこのスピードで高速道路を走った。真顔で。
音楽かけていようが、心のどんより感は回復せず。
とりあえずこれで良いものの、明日以降どうすればいいのかという不安があって。
こんなタイヤのまま実家に帰れないし(心配性の家族なので)、どうしよう…と。
しかもGWだったのもあり、空いてんのか?という疑問もあり。

よく死ななかったなあと思う…走行不能状態になるのがトンネルの中だったら…とか、幅の狭い道だったら…とか思うとぞわっとするよ未だに。
それと、携帯電話の電池パックを前日に変えていたのが本当に良かった!
郵送で届いたのだけど、間に合ってなかったら、何度か行われた電話連絡も出来なかったと思われる。
ちょっと動かしただけであっという間に電池がなくなる状態だったのだ。

まさかのトラブルもあり、かなり沈んだ状態で三重県に向かった。
新しく出来た高速道路(第二東名とか何とか?)に翻弄されたり、途中SAで休憩したりしながらも、たいした渋滞もなく、伊勢に到着。
立ち寄ったSAがすごく賑わっていたおかげで、幾分かテンションも戻った。御在所SAだったかな。
で、まずは宿にチェックイン。
なかなかこじんまりとしたところだったけれど、そういうのもいいなーと。
んで出かける前に、伊勢神宮の参り方を教えてくれた(ありがとう!)。
時刻は13時30分くらいだったかな。

いざ出発!

伊勢市駅。駅舎(木の奥にある建物)がすごく綺麗だった。
まだ新しいのかな?
でも、駅のまわりはちょっと寂しい感じ…地元民があまりいなかった感…。
宿のおっちゃんも、駅のまわりは観光するようなもの何もないと言ってた…なるほど…。
でもコンビニ、ファミレス、飲み屋的なお店はあったから、観光客にはなかなか便利かも。
それに駅の周りは開けているので、閉塞感はないし、暗い感じもしなかった。
天気が良かったからそう思ったのかもしれんが。
駅からちょっと歩いて、「月夜見宮(つきよみのみや)」へ。
記憶がおぼろげなので自信がないのだけれど、宿のおっちゃん曰く、お参りの出発点だと。
昔はここからお参りを始めていた、ということを聞いた。

それがこちら。
参拝する人はポツポツとしかいなかった。
地元の人っぽい参拝客もいて、何か感動してしまった。

ちょっと緊張しながら鳥居をくぐったんだっけ。
神様の神様、総氏神様が祀られている地にいるってんだから、緊張も仕方ない(?)
雰囲気も、穏やか〜な中に緊張感があって、背筋の伸びる思いだった。


鳥居をくぐり…。


短めの参道を歩き…。


中は高ーーーい木々に囲まれており、とっても静かだった。
これは手水の近くあたりを撮ったもの。
屋根に乗った葉と緑のコントラストが素敵だった。
木の高さを写真におさめたくて、離れてしゃがんだりしたものの、
→が精一杯。入りきらない!
これは社殿の奥にあったものの写真。
社殿の写真は撮らなかったようで、探したけれど無かった。
かなり挙動不審になってたからかしら(笑)。

社殿の前に立ったものの、お参りの作法を知らなくて(なぜ調べなかったのか)、おかしなやり方でそそくさと退散してしまった。トホホ…。
一応前にいる人を見てはいたのだが、今まで見てきたような、賽銭入れて鈴鳴らして二拍手して祈願…という、言わば適当かつ流れ作業もいいとこなやり方とは全く異なる作法が目の前で繰り広げられていることにビビり、結果挙動不審なお参りとなってしまったわけだ…みっともない。

伊勢神宮ではほとんどの人が、二拝二拍手一拝をばっちり行っていた。
お礼は90度、拍手はゆっくりしっかりした音で、という。
初めて知ることがたくさんで、色々と衝撃な体験だった。
これは世界が変わる。というか変わった。
よく聞く軽い言葉だが、私の中では大きな経験だった。

で、この写真。
どういう謂れのあるものかは不明。
老木?が支えられてて、その根元にはお稲荷さん(?)と賽銭箱。
後に外宮・内宮でみることになるのだけど、大きな木が支えられているという画に感銘を受け、撮ったのがこれ。
お宮さんを後にすると、桜が咲いていた〜。
八重はやはり遅咲きなのかしらん。
綺麗だったな〜。
だいぶ葉も出てきているけれど、それはそれでいいものである。
月夜見宮から外宮へ続く道。
昔もここを通ってお参りしていたのだそう。

綺麗な石畳。すごく現代チックで、想像と違ってたかも(勝手な想像)。
人通りは少なくて、静かなのが良かった。
それを良いことに、人ん家の玄関あたりや庭を観察してみたり。
どこの家にもしめ縄(?)みたいなものが飾られてて驚いたっけ。
常に出しておくものなのか、今だけなのか、分からずじまいであった…。
ちょいちょい写真を撮るのを忘れてしまう、ご当地マンホールの蓋。

旅行での楽しみの一つ。

これを税金の無駄遣いとは言いたくないなあ。


というわけで、伊勢神宮の外宮(げくう)に到着。
手水舎の近くにあった、大きく横に伸びた木に「おお〜」と思って撮った。
で、支えられている部分もズームで撮った。
斜めになってるのは敢えてそうしたもんなのかな?
自然にこうなったのだろうか(下に伸びるのは切るだろうけど)。
何にせよ、それでもわっさわっさと葉が茂っているのが良いな!
参道を歩く。
広い!
そして木々の背がとっても高い!!
これは癒されるわ〜…。

なのにこの写真である。白い…。

んでもって伊勢神宮って参拝料いらないのよね。
驚いた。いくらか必要なのかと思ってた。さすがだわ。
御厩(みうまや)。
白い馬がいた。愁いをおびた瞳である。
名前は、笑智(みとも)号。ううむ…ちょっと現代風…公募でもしたんじゃろか。
生まれは平成18年で、宮内庁御料牧場というところらしい。
宮内庁…すごい。

人が集まってたな〜。
何とか気をひこうと手を伸ばすおばちゃんとかいたっけ。
下や前ばかり見るのも勿体なかったりする。

上を見上げると、こんな感じ。
正宮(しょうぐう)。間違ってはない…はず。
この鳥居の先は写真禁止で、鳥居の外でも正面からは撮れないようになっていた。
なので、ちょっと斜めの写真。
でも旅行本の写真は正面…いいの?!

ちらっと見える白い布は、賽銭を入れる場所になっていた。
鳥居の向こうは、立ち入れる範囲が限られていて、柵ごしに建物を見ることになる。
外宮が祀っているのは、豊受大神(とようけのおおみかみ)で、天照大神の食事をつかさどる神様とのこと。
柵の向こうに、神々の食事処があるわけで…でも近くにすら行けなくて、何というかこう…すごくワクワクした。なぜだろう。

で、来年が神宮式年遷宮の年ってことで、近くで工事をしていた!
式年遷宮…初めて知った。
気が遠くなるほど歴史のあるものだそうで…恥ずかしい!
どういう会社が工事を請け負うんだろう…ドキドキ。


木の壁。これにより、正面から写真が撮れなくなっていた。


謎の石…。お賽銭…。案内図に説明は無い…気になる。


正宮近くにある池(実際は綺麗だったんだけどなあ)。
首をひねりまくりながら写真を撮った場所。


参道を歩いてる時に、ふと目についたので撮った。
木の根元から芽吹いているの。こういうの好き。
風宮(かぜのみや)、土宮(つちのみや)にお参りし、階段を登って多賀宮(たかのみや)へ。

多賀宮には、豊受大神の荒御霊(あらみたま)を祀っている。
お参り後に撮った写真。
多賀宮のすぐ近くに、すんごい太い幹の木があったので、対比のため人が通るのを待って撮った。
遠近がおかしく見えるけれど、写真のおばちゃんは木の横におる。
大きな木はそこかしこにあるのだけれど、なぜか撮らずにいられなかったのだ。

写真にちょっと写っているけれど、こちらはお参りするのに列をなしていた。
おお…。再び緊張。
お賽銭出して、礼をして…とだいぶ作法にも慣れたつもり…だったっけ。
老若男女が同じようにお参りしている様子ってのは、「いいなぁこういうの」と思う。


風宮。多賀宮から戻るときに撮った。
そういや建物の写真撮ってないなあ、と思い。


再び参道を歩き、表参道方面に抜ける。
これで外宮への参拝はお終い。


せんぐう館という今年できたばかりの資料館近くにて。
植物が木を這う姿が好き。


せんぐう館入り口近くに咲いてたツツジ。
赤い花はどう写る?とのテストもしてみた。
表参道火除橋。

外宮は左側通行。
私が入ってきたのは別の入り口なのだけれど、そちらにも橋はあった。
…が、ちゃんと左側渡ったよね…多分大丈夫、のはず。

時たま右側を通る人がいたけれど、あれは気付いていないんだろうなあ。
勿体無いのう…となぜか思った。


外宮の参拝を終えたのは午後3時半前。
ちょっと厳しいかな?と思うも、内宮へ行くためにバス停に向かうのであった。

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