日程:2013年4月27日〜29日 千葉県へ旅行。 天候:これでもかってくらい晴れ! 交通手段:特急、新幹線。現地ではJR、モノレール、バス、レンタカーなど。 GW前半のお出かけ、当初は久しぶりに奈良県へ行こうと思っていたのだけれど、千葉県のまっぷるを見て、あっさりと行先変更した。 巻頭で花の特集がされていたので、これは花好きとして行かねば!!と思って。 本格的に計画を立て始めると、花の他にも行ってみたいところがたくさん出てきて、取捨選択がなかなか大変だったなあ。 関東地方に行くのもすんごく久しぶりだったなー。 行き帰りの交通費含め、JRにめっちゃお金がかかった気がするー(´`) 高速バスもあるが、計画を立てたのが遅かったため予約できず。 体ギシギシになるし、まあしゃーない。てことで、アルバムスタート。 |
6時半頃のしらさぎに乗り、米原で新幹線に乗り換える。 東海道新幹線に乗るのは久しぶり(…多分)で、米原駅のホームってこんなんだったけ?と軽く浦島太郎。 ホームでは、通過する新幹線の音におおいにびびった。恐怖の風圧。あんなんにはね飛ばされたらひとたまりもないな、なんて恐ろしいことを想像してしまった。それくらい怖かったのだ。 快適!な新幹線の車内。座席のスペースが広くて素敵。さすが新幹線。 歌を聴いてるうちに東京駅に到着(10時10分)。 いやもう、帰りもそうだったけどすんんんんんごい人。さすが首都東京の駅。 しかしプチトラブル発生(悪いのは自分)。 改札から再び出てきた切符を取り忘れ、千葉行きの電車に乗りに行くときに駅員に結構きつめに注意されて凹んだわ。首都東京こわい。 で、記憶を頼りに出た改札に戻り、切符をもらった。一安心。もっかい福井東京間の金額支払うなんて冗談じゃなかったし。 そんなことがあったものの、タイムロスはそれほどなく。予定通り! 千葉行きの改札がわからず迷子になったりもしたけど! | |
出鼻を若干くじかれたものの、無事に千葉駅に。 車窓からスカイツリー、のどかな風景(ほっこり)を見たのが印象的。 |
千葉駅からさらに乗り換えて、木更津駅へ(宿泊地)。 ご当地マンホール。駅付近は静かでのどかだったなあ。 |
一旦ホテルに行き、再び木更津駅に。 朝6時半の電車に乗り6時間(!?)…やっと観光スタートである。 とはいえ、電車が来るまでちょっと時間があったので、ホームのベンチで昼食がてらランチパックを食べた。 そして線路などを写してみる。 このホームの感じ、新しくなる前の福井駅を思い出すなあ。 こういう駅は冬寒いけど、この開放された感じが好き。 ホームには高校生がちらほらいたなあ。部活かしら。 | |
12時45分の内房線で浜金谷駅へ。木更津駅から40分。 今回は移動時間が地味に多く、やたらと電車等に乗ってた気がする旅行だった。 浜金谷駅に到着すると、ホームに大量の若者が…。 「うげえ」と思ったが、これから乗り込む人たちだったので一安心した…(笑)。 それにしてもこの駅、昭和の雰囲気を感じる(*´д`*) ホームも全く屋根の無い、青空ホーム(?)だったし。 駅員も一人だけだったなあ。でも確か、改札機は自動だったはず。 辺りは静かな住宅街と港があり、関東にもこういうとこがあるんだなあーなんてことを思いながら、目的地までてくてく歩く。 | |
目的は「鋸山」。ロープウェー乗り場までちょっと歩く。 |
到着〜。鋸山ロープウェー山麓駅。往復900円也。 |
歩く前に腹ごしらえ。「春らーめん」なるものを食す。 春要素は山菜だろうか? 食堂からの良い景色を見ながらいただいた。 |
その、食堂からの眺め。いいねえええええ(*・∀・*) 東京湾と房総半島のごく一部。天気がよくて本当に嬉しい。 |
ロープウェーのロープを撮る。うひぃ高い>< ロープウェーの揺れで、ちょっとしたスリルを味わった(笑)。 |
展望スペースから東京湾をのぞむ。船! 天気がもっと良ければ、富士山が見えることもあるそうな。 |
山歩き(というより散策か?)開始! 体力が無いから個人的には「山歩き」て感じだった(笑)。 |
道はこんな感じ。大小様々な石による階段…。 膝への負荷を気にしながら歩いた(痛くなったけどね!) |
「百尺観音」なるものへ向かう道中。 高い石壁と木漏れ日による素晴らしい場所。 |
圧倒的石壁(?)。妙な「圧」を感じる…(・ω・ ) これは元からなのか、観光用に切り開いたのか、どっちなのかな? |
30mもある百尺観音。でっっっっかい!!!!! |
百尺観音を見ている場所から、周辺の景色〜。 |
この観音様は昭和41年につくられたもので、戦没者供養と交通犠牲者供養をするものとのこと。 石切の跡に掘られたもの。 大仏のまわりにも同じような高さの石壁があって、観光客はそれらに囲まれるわけだけど、落ち着く空間だったなあ。 そう、「進撃の巨人」のウォール内にいるとしたらこんな感じかなあ、と疑似体験できるような(笑)。 漫画の壁の方がまだ高いけれど、守られてる感は感じることができると思う(笑)。 しかしその壁に、落書き(相合傘だったかな)があってテンション下がったわ。 彫ってあったような気がするけど、嫌なもん見たわ!とすぐ記憶消去したので、そこはちょいと自信がない。 この観音石像ができるまでは六年かかったとか…長いのか短いのか分からんけれど、30m…上の方とかどうやったんだろう。 | |
写真左に百尺観音。見学スペースの様子。憩いの場、て感じ? |
人と比較すると大きさがよく分かる(・∀・) |
この通りは本当に気持ちよかったなあ。木漏れ日素晴らしい。 観音様を見て、本格的に散策開始。 とにかく石段が多かった印象…旅行に行くたび実感するけれど、本当に体力の無さが情けないわ。 私のように息切れしながら歩いている人、見かけなかったような(白目)。 筋力も無いので、人気のない所で座り込んで休憩したり…(゜ω゜;) いやしかし、こんなに体力使うとは全然想像してなかったから驚いた。 これからは、自分の体力は並み以下だということを念頭におかなければだなあ。 とはいえ、この日の行動予定はここだけなので、無理せずゆっくり見てまわった。 | |
「地獄のぞき」 これから向かうわけだが、これは何でこんな形状なんだろ? 元々このような形で残ってたのを展望スポットとしたのか、それ用に後から作ったのか。 で、柵のある場所まで行くためには、ものすごい急な坂をのぼらねばならん。 階段も坂道でもない、曲線を描く坂を手すりを頼りに。 のぼるのはまだしも、おりるのが結構怖かった! 手すり無しだと転げ落ちて怪我確実。 正直、「これをのぼるの? おりれるだろうか私…」と不安になって見送ろうとしたのだけれど、せっかく来たんだし!と決意して行ってみた。 | |
「地獄のぞき」からの展望。緑が多くていいね〜。海も見える。 |
柵の向こう…(((゚Д゚)))gkbr 先ほどの観音様の場所。 |
息も絶え絶えになりながら散策(笑)。 だんだんと景観を楽しむ余裕がなくなり、きっとつまらなそうな表情になっていたことだろう…反省。 疲れると真顔になってしまうよね( ´`) 歩道の脇には、写真のように石仏がたくさん並んでいる場所が多くある。 風化浸食されたスペースに石仏がずらり。 綺麗な姿のものもあれば、頭が落ちたものもある。 表情から姿までが一つ一つ違っていてなかなか面白い…けど、こんなにたくさんの石仏が置かれている意図は何なんだろう? | |
敢えてそのままにしてあるのかな?これ? |
一瞬の木の根道。歩きにくいけれど見るのは好きだ。 |
「不動滝」 非常にこう…何というか…控えめな滝さん。 水漏れのような水量で、滝つぼと思しき場所は水溜りのようだった。 この苔むした感じはとてもいいのだけれど。 ここは常にこんななのかな? 夏なら分かるが…春だしなあ。うーむ。 また看板にも謎の言葉が書いてあって「え?」と。 曰く「茫々たる宇宙人無数」。 わ、私には理解できかねる非常に高度なセンテンス。 もう一文には「幾箇の男児が是丈夫」とのこと。これは分かりやすい。 謎だ…。 何とも微妙な気持ちのまま(笑)、再び散策開始。 | |
日本寺の大仏さま 木々に囲まれた山から開けた場所に出てくると、なんだかほっとするな〜。 この開放感! 大仏さまも鎮座しており、何という安心感。 この大仏さまは奈良の大仏よりも大きく、日本一の大きさとのこと。 台座等を含めると全長約31m、頭だけで6.5m、螺髪は608個と、とにかくでかい。 元は18世紀末に、28名が3年をかけて彫刻したものだったけれど、自然による崩壊がひどく昭和44年に再現されたのが、これ。 まわりは広場のようになっており、藤棚もある。 静かでいいところだった(*´д`*) | |
キリッ。修復跡?が傷のように見えて、非常にかっこいい。 |
藤と大仏を一緒に撮ってみる。 |
美しい青空と藤の花。藤大好き。 |
藤のお花見がてら、しばらく休憩してた。 |
「お願い地蔵」。500円也。自分の名前を書くわけです。 |
そして好きな場所に置く。白い山は全部「お願い地蔵」。すげえ。 |
大仏さまの周りにも、ちょこちょこ見るものはあるのだけれど、とにかく体力の限界がきていたので見送った悔しい(`へ´;) というのも、ロープウェイの駅に戻るまでに再び石段との戦いが待っているわけで。 大仏は下った場所にあるので、駅に戻るためには上らなければならない…しかも短い距離ではない…9割が階段だし。 これからの道程を考えるだけで目まい&うんざりの波が押し寄せてきたが、んなこと言ってても仕方がないので、気合一発、足を踏み出す。 夕方で人も少なくなっていたので、思いっきりぜーぜーはーはー言いながら歩いた&のぼった(笑)。 そして管理所まで戻ってきて目に入ったのがこれ。 来た時は全然気付かなかったのだけど…よく理解してると思うこのラインナップ(笑)。 でも私は別メーカーの抹茶ラテを飲み、ちょっと休憩。 駅まであと少しだ! | |
駅まで戻ってきて、展望スペースから一枚。やはり富士山は…。 |
ロープウェイ待ち中に一枚。こわっ。 |
浜金谷駅に戻ってきた。 あたりに人はぽつぽつ、い〜い雰囲気だったなあ。 この個人商店?で買い物をし、ちょっと迷ったものの、駅のホームまで行くことにした。 次の電車まで結構時間があったからなのだけど、外にいてもすることが無いのでホームで待とうと。 | |
ホームから見られる景色。青空ホーム万歳!(笑) 先ほどまでいた鋸山。 名前の由来が、石切の跡が鋸の歯のように見えることから、というのがよく分かる。 天気はいいわ人がいなくて落ち着くわで、写真を色々と撮ったり待合室で足伸ばして休憩したりと、割と自由に過ごしていた。 居心地良かったな〜ほんと。 辺りはすごく静かなので、鳥のさえずりが聞こえてきて、関東地方にもこういう場所があるんだなあ( ´Д`)と、まったりしてた。 | |
線路と鋸山。 |
楽な姿勢で休憩&メモを書いていた待合室。 |
このあと、電車にのり木更津駅まで戻り、夕ご飯。 駅の近くにあるお店なのだけど、そこに向かうまでの短い道中、GWという時期だからなのか何なのか、人通りが少なくてちょっと怖かった(・∀・;) そうそう何も起こらないとは分かっているものの、初めて来る土地だとちょっと不安になってしまう。 ドキドキしつつ、目的のお店を発見! |
宝家 あさりを食べにきました!! 店員さんはほぼおばちゃんで。 ニコニコとおだやかで上品でかわいらしくて、店構えにちょっとおののいてた心を溶かしてくれた(笑)。 食べたのは「あさり膳(天ぷら)」。お値段3460円也。 旅行であんまり食にお金をかけなくなっていたので、たまには、と奮発! お味噌汁にはこれでもかってくらいあさりが入ってて幸せでした(*´д`*) 炊き込みご飯も、あさりの味だ!と思ったし(ちゃんと身も入っている)、天ぷらも刺身も美味しいしで、ほんと幸せなご飯タイムだった…。 ただ、胃が破裂せんばかりにお腹一杯になって苦しかった(笑)。 |
パンパンになった胃をさすりながら(笑)、ホテルに戻る。 その前に、マツキヨででっかいサロンパスを購入。貼って寝るのだ。 疲れて、ホテルのベッドにダイブしたときの幸福感はすさまじい。 ホテルの部屋でまったりするの大好き。 軽く休憩したあと、旅行のメモを書き、テレビ見ながらぼうっとし、お風呂に入りながら本を読み、寝てしまい本を濡らし(…)、明日の予定を確認し、就寝…。 翌日は、レンタカーをかりてお花を見てまわる予定! 2日目へ。 |