2015年11月22日 滋賀県は湖東三山へ紅葉狩りに!
紅葉狩りに行こうと思い立ち、職場の先輩にオススメ!と教えてもらい、行ってきた!

8時半に出発し、寄り道せずに北陸道を南下してゆく。
途中まで順調に進んでいたのだけど、米原ジャンクションの手前からノロノロ…。
どうやら事故渋滞らしく、なかなか進まない。
調べたら、11キロも渋滞してたみたいだけど…まじでか。
結局彦根IC辺りまでノロノロ…。
原因はバイクと車の接触だったもよう…本っ当に迷惑な話だわ。

スマートICで湖東三山PAで一般道へ。
まずは、一番北にある西明寺に向かう。
しかし私は知らなかった。
この時期の湖東三山が激混みであることを。
一般道を走りながら、車の行列を見かけ、「…まじで?」となった。
どこのお寺に行くときもそうだったなぁ…(゚д゚)
交通整理のおっちゃんがどこにも複数おった。

西明寺でも、結構待ったなぁ。
その間に食べてた、おばあちゃんのおにぎり(*´▽`*)
美味しかったぁ〜、宇宙一おいしいのだ。
20分ほど待って、駐車場に辿り着けた。
車の中で待ってただけだけど、正直疲れた(笑)。
写真は、受付の前にある中門で、庭園の出入り口。
紅葉の具合はまずまずといったところ?
でもちょっと、来るの早かったかもねぇ。

西明寺のご本尊は薬師如来で、延暦寺の方向を向いているそうな。
かつては(といっても大昔)、源頼朝が戦勝祈願に訪れたらしい。
戦国時代には織田信長に焼き討ちにされたけれど、火から免れたものもある。
本堂(国宝)と三重塔(国宝)、二天門(重文)が現在している…すげぇ。
中に入る前に、中門前のベンチでマップを広げる。
色々見所があるんだなぁ。
お出かけ後に、お寺のホームページを見たのだけれど、充実した内容なのだね!
音のなるホームページを訪れるなんて、インターネット黎明期(?)以来かも(笑)。

瓦屋根に紅葉…いいねぇ、日本だねぇ…。


不断桜。11月に満開になるとのこと。結構散ってたなぁ。


花をアップで。可愛いなぁ(*´▽`*)
名称庭園「蓬莱庭」

山の部分に石が複数見えるのは、本堂に祀る仏像を象徴させているもの。
他に、鶴や亀をかたどった石組みがあるもよう…これはちゃんと見られなかった…。
折り鶴をかたどった石…というのは池の中の、この石のことで良いのだろうか。
池は心字池となっている。

じっくりとそれを見たかったんだけど、列をなして歩いてるもんだから、落ち着いて見ることはできなかった…。
列から外れれば良かったんだろうけど、しなかった(´・ω・`)
訪れたお寺全てに言えることだけど、混んでない時期にじっくりと見てみたい。


蓬莱庭の近くで撮ったもの。薄っすら色づいている。


庭園を上から。小規模ながら、とても見応えがあったなぁ。


掃除中のおばちゃん。腕と腰がきつい時、こんなスタイルになるよね…(笑)。


池?水たまりに浮かぶ、沈む紅葉。風情があるわぁ。


切り株と苔と落ち葉。…良い…(*´▽`*)


ひときわ真っ赤な木を発見。
本堂に到着。
鎌倉時代に建立され、その時代を代表する純和風の建造物とのこと。
釘を一本も使用せずに建てるという、飛騨の匠による仕事。
国宝第一号なんだそうだ…すげぇ…。

中に入ることができて、お坊さんによる説明を聞くことができる。
…んだけど、情けないことに、全然覚えていない…(2016年4月末現在)。
これはもう絶対に再訪せなあかん。
秋以外は閉まってたりして…? 調べてみるか。


三重塔。中に入れる…が、今回は見送った。


夫婦杉。若木も出ていて、子授け等の霊気とされている。


二天門。室町時代に建立されたもの。右に写ってるのは夫婦杉。


夫婦杉の近くにあったもの。腐ったかして切られたんだろうなぁ…。
お次は金剛輪寺へ。
西明寺からとても近いのだけど、やっぱり渋滞発生中。
参拝開始まで30分かかった…駐車場が空いててよかった…ホッ。

このお寺は受付から本堂までちょっと距離があるのだけど、石畳から見る景色がとても綺麗で全然疲れなかったな〜珍しく(笑)。
参道脇にはお地蔵さまと風車があって、こう…昔話を連想したな〜。
良い空間だった(≧▽≦)


受付近くの参道はこんな感じ。紅葉は色付き始め、かな?


紅葉が良い感じにせり出していた〜。


落ち葉と水の組み合わせ、良いわぁ。


燃えるような色の紅葉を、今度は見てみたい。


お地蔵さんと風車。お地蔵さんには前掛け(?)がつけられておる。


千躰地蔵。参道沿い以外にも、可愛らしいお地蔵さんがいーっぱい。


もうすぐ本堂。この、ちょっと荒れた感じが好き。


階段をあがると、二天門(重文)。室町時代のもの。


三重塔。長ーい間崩れた状態だったが、昭和53年に修復完了。


ここでも池と落ち葉を見ることができた。量が多くて良い感じ。
血染めの紅葉

インパクトの大きな名前の紅葉。
自分が行った時は、これと分かるくらい真っ赤に染まってて驚いたものだ。
周りの木がさらに色付いたらどうなのかは分からん。
いや〜綺麗だった。

直接的な名前の由来ではないけれど、それに関するお話が紹介されてた。
行基が、一心不乱にご本尊となる観音様を、胸のあたりまで彫り進めた時、一筋の血を流された。
行基は大いに驚き、感激する。
私の魂が仏様に感応した、と。
そのまま観音様はお祀りされ、爾来、未完の観音様は多くの人に信心されてきた。
とのこと。


本堂の屋根と紅葉のグラデーション。


本堂。 何かかく
巨木と地蔵と風車。苔と落ち葉。
すごく良い…(´д`)
金剛輪寺明壽院庭園

庭の詳細については史料があまりないとのこと。
南庭は桃山時代、東庭(主庭)は江戸時代初期、北庭は江戸末期と推定される。
南庭…小池、出島に三個の石を連ねて橋を架けてある、立石を主とした滝石組、護摩堂、茶座敷水雲閣。
東庭…張り出した山腹の左右に形式の異なる二つの滝。
北庭…舟石、石橋、奥に小中島。
そんなに広くないけれど、見所の多い良い庭だった!


この池は東庭で合ってるかな。奥が茶室。植物がいっぱい! 素晴らしい〜。


北庭。これが石橋と小中島か。苔で覆われた橋が良い。


水面に映る紅葉を撮りたかった…けどコレジャナイ感。


北庭の近くにあった土蔵。地震があったら壊れそうな…。


明寿院(本坊)?の中。ここから三方向の庭を臨むことができる。


戻る時、もう一度東庭を。丸いのはツツジ? 春に見てみたいねぇ。


水を流すこともあるのかな? この時は落ち葉が水代わりだね〜。


南庭。左奥が護摩堂と石橋。


天気は悪くなかったのだけど、曇り空だったのが何とも残念だったなぁ。
撮る写真撮る写真、白い空が光って、微妙な仕上がりに(´・ω・`)
カメラを使いこなせばクリアできることなんだろうけど、やっぱり青空と自然光が一番だものなぁ。
などとぼやきつつ、次のお寺へ行ったのであった。

続く!









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